学生時代、発音記号はあまり意識せずなんとなく分かるでしょと思っていましたが、発音を注意しないと別の意味になってしまう単語もたくさんあるんですね。以下のサマー先生の動画ではアイウエオ以外の英語で使われる母音6つが紹介されています。
その6つとは「æ」「ʌ・ə(schwa)」「i」「ʊ」「u」「oʊ」です。
「æ」はアとエを同時に出す感じ
「æ 」はhat, cat, japan の「a」はアとエの間の音を出す感じ。「bag(鞄)」や「hat(帽子)」を「バッグ」「ハット」をカタカナ読みで発音してしまうと「bug(虫)」「hot(暑い)」と聞こえてしまうようですよ。私はこの説明を聞いて発音記号を知らないとまずいなと感じました。
「ʌ・ə」はschwa(シュワ)と呼ばれ、アとウの間の音
cut, fun,muchで使われている「u」の発音は日本語では「ア」と表記されやすいですが、「ア」と「ウ」の間で口を開けすぎずに音を出す感じで別物です。長いのが「ʌ」短いものが「ə」で英語では最も多く使われている母音だそうです。よく、母校の高校の先生が「曖昧母音、曖昧母音」と連呼していたのを思い出しました。「英語は日本語のアイウエオ以外に大きく分けて6個の母音があるんだよ!」「母音を使い分けないと別の意味になる場合があるから覚えてね」と説明してくれていたら、覚えようとしたかもなと思いました。何事もそうですが、意味付けって大事ですね。
ちなみに「lock(鍵)」のoは「ɑ(日本語のア)」で発音され、「luck(運)」のuは「ə」で発音するため違いがあります。正直、私はこの違いを知らなかったので、聞き分けがまだ全然できないのですが、これからは意識して聞いていきたいと思います。
「i」はイとエの間の音
short i(ショートアイ)と呼ばれる「i」は日本語の「イ」と「エ」の間のように発音し、もし「イ」を強く発音してしまうとこれまた、別の意味になってしまうそうです。
例えば、「live」ショートアイの「i」で発音し、イを強くすると「leave」に聞こえてしまうようですね。
「ʊ」はカタカナの「ウ」ほど下を丸めない
「book」や「pull」に使われている「ʊ」は日本語の「ウ」ほど口を尖らせなく、「イ」の口の形で「ウ」発音するそうです。私は喉で「ウ」というイメージかなと思いました。「would」「could」「look」などはこの発音ですね。
「u」「u:」は「ウ」の口を最後に更に丸めて(ワ)で終わる
「new」「pool」「soon」といった「u」「u:」は日本語の「ウ」とは少し違って「ウゥー(音にだわないワ)」といったイメージです。
「oʊ」は「オウゥ(ワ)」
最後に「note」「phone」「boat」で使われる「oʊ」は「オ」の音を出した後、先程の「u」の音をくっつけるイメージです。オゥ(ワ)のように感じですかね。
文字だと分かりづらいと思うので、興味ある方はサマー先生の動画を御覧ください。
発音記号が理解できていれば、単語の練習をするのにも「あーこれはあの母音ね」と意識ができて正しく発音練習できますね。単語は音声付きのアプリを使うのがオススメです。私は以前は無料でも使える「mikan」を使ってましたが、今はフレーズで覚えられる「金のフレーズ」が収録されている「abceed」を使ってます。月額1400円するので少し高いですが、TOEIC学習用のテストもかなり多く収録されているので、書店で本を買うよりことアプリを入れるほうがオススメです。
発音の重要性は「Atsueigo」でも語られていました。私は「発音なんて、やらなくても意味は通じるじゃん」と考えてましたが、せっかく勉強するなら発音記号を理解した上で勉強していった方が効率的ですね。
以上、今日は発音についてでした。