4ヶ月前ごろの話ですが、私、詐欺にあいました。いやいや、お年寄りじゃないしそんなのに引っかからないでしょと思う方も多いと思いますが、私は残念ながら引っかかってしまったので、同じ目に合う人がいないことを願い、恥ずかしながらここに書き綴っておきます。
フィッシング詐欺にあった経緯
きっかけは空気清浄機のフィルターの注文でした。
家で使っているシャープのフィルターの型番を検索し、どこで買っても一緒だから少しでも安いところで購入しようと、個人がやっているサイトで注文したことが詐欺に合う要因になってしまいました(泣)
個人と言っても地方の名のある量販店かと思うくらいのサイトの出来です。(※リンクに飛ぶことは大丈夫ですが、決して注文しないようにご注意ください)
名前は「家電雑貨屋」というところでした。
注文の時、名前・住所・クレジットカード番号などを登録し、1600円のフィルターを購入。
「注文を受け付けました」と自動メールの返信があったものの、1週間経っても商品が送られて来なかったため、問い合わせのメールをしたところ音沙汰なし。
数日後、2回目の問い合わせしても音沙汰がなかったため、1600円無駄にしたなーと思っていました。
そこから1ヶ月ほど経ち、家計管理ソフト「マネーフォワード」(無料版)を眺めていると…
「TIKTOK?」使ってないけど…。ADS HKG?香港? 目を疑いました。
計10万円以上が3日間に渡り、使われている!!!
そのときに初めて気づきました。あの注文が詐欺サイトだったことに…。(遅いですよね…汗)
幸い支払いの決済前に気づいたため、カード会社に連絡すると「明らかに不自然な利用ですね…」と決済情報を削除してもらうことになりましたが、もし支払いが終わってしまっていたらとおもうとゾッとします。
気づかせてくれたマネーフォワードさんありがとう!!!と心から思いました。
先日、オリンピックのチケット購入情報が流出したというニュースが出ていましたが、カード情報が流出している場合、同様にこのような犯罪に巻き込まれる可能性があると思います。カードの暗証番号の変更はもちろん、マネーフォワードのような家計管理アプリで毎日の支払い状況をみることをオススメします。
まさに同じ経験をした方がいらっしゃいますね。
詐欺サイトに騙されないための知識
ググればすぐわかるのですが、サイバー犯罪対策センターも注意喚起をしてました。
「悪質サイトの多くは見慣れないURLのTLD(トップレベルドメイン)を使っていますので、このようなTLDの場合は注意が必要です。」とあります。.top、.xyz、.bid、以外に、.space、.today、.online、.icu 、.asia、.shopなどが、今まで詐欺サイトで使用された実績があります。
サイバー犯罪対策センター https://www.jc3.or.jp/topics/malicious_site.html
とありますので、ドメインに注意しないとだめですね。
- サイトに事業者の名称、住所、電話番号、代表者または責任者氏名が記載されているか
- 特定商取引に関する法律 (昭和五十一年法律第五十七号) 第11条
- 特定商取引に関する法律施行規則 (昭和五十一年通商産業省令第八十九号) 第8条
と書いてありますので、電話番号なども表記されているか大事ですね。
たしかに私が騙された上記サイトはオンラインショップなのに電話番号の表記がなかったです。これはオンラインショップのホームページを制作をする際、知っておかないといけない内容ですね。勉強させてもらいました。
オンラインで商品を売るときの表記についての表示ルールが解説されてます↓
これからオンラインで物を売ろうと考えている方はご参考に。
https://goope.jp/article/tokusyohou/
自分のお金を守っていくために…
騙されないと思っていても、最近は巧妙に騙そうとしてくるから怖いですよね。
以前も在宅中に、携帯のショートメールで「商品をお届けにあがりましたが不在でした、再配達の際はこちらにアクセスし…」といったヤマトを装った内容のメールが届いたりして、在宅中じゃなければ騙されるかもと恐ろしくなりました。
なにかサービスを利用する際は販売元をしっかりググること、自分を守るための知識を蓄えておくことが大切ですね。
お金を守っていくためにも、毎日いくら支出があるのか確認することが大事と聞いたことがあるので、我が家の家計を守るためにもマネーフォワードで確認していこうと思います。
以上、お読み頂きありがとうございました。同じように騙される人がいなくなればと思うので、シェアしてもらえると嬉しいです。